1993-04-27 第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
○玉城委員 苦慮していらっしゃることは、この十九年間も放置している状態ですからわかりますけれども、この港湾施設というのは自由貿易地域があるわけです。それは那覇の飛行場のそばでもあります。海の入り口といいますか玄関口、この沖縄のこれから、振興開発の第一次、第二次そして今第三次に入っているわけですけれども、それだけに非常に大事なものなんですね。ですから、これを何とかめどづけをしたい、しかし代替地がない、
○玉城委員 苦慮していらっしゃることは、この十九年間も放置している状態ですからわかりますけれども、この港湾施設というのは自由貿易地域があるわけです。それは那覇の飛行場のそばでもあります。海の入り口といいますか玄関口、この沖縄のこれから、振興開発の第一次、第二次そして今第三次に入っているわけですけれども、それだけに非常に大事なものなんですね。ですから、これを何とかめどづけをしたい、しかし代替地がない、
○玉城委員 十分しか時間がありませんので端的にお伺いします。 外務委員会あるいはこの沖縄特委員会でもずっとこの件も取り上げてまいりましたけれども、いわゆる那覇港湾施設、那覇軍港と我々言っております。大臣も御存じだと思いますが、これは昭和四十九年に第十五回日本安全保障協議委員会で全面返還をするというもとに合意がされたわけです。ただ、その条件といいますか、代替地を条件とする、以来十九年間そういう状態で
○玉城委員 外務大臣に二点ほどお伺いをいたします。 第四十四回全国植樹祭が一昨日、天皇皇后両陛下をお迎えして、さらに衆議院議長それから農水大臣、文部大臣、郵政大臣、沖縄開発庁長官等の閣僚の方も多数出席をされて、盛大かつ大成功のうちに開催をされたわけであります。 そこでお伺いしたいのは、外務大臣は沖縄とは日米安保条約で非常に密接な関係がありますが、テーマは「育てよう地球の緑そして豊かな未来」ということになっているわけです
○玉城委員長 これより会議を開きます。 土地問題及び国土の利用に関する件について調査を進めます。 本日は、本件、特に我が国の経済社会構造と今後の土地対策について調査のため、参考人三名に御出席をいただき、参考人に対する質疑を行うことになっております。 ただいま御出席願っております参考人は、日本不動産鑑定協会理事、地価調査委員会委員長泉達夫君、建設経済研究所常務理事長谷川徳之輔君及び東京大学社会科学研究所教授稲本洋之助君
○玉城委員長 土地問題及び国土の利用に関する件について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。萩山教嚴君。
○玉城委員長 これより会議を開きます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお話りいたします。 土地問題及び国土の利用に関する件、特に我が国の経済社会構造と今後の土地対策について調査のため、来る二十日火曜日午前九時三十分に、参考人として日本不動産鑑定協会理事、地価調査委員会委員長泉達夫君、建設経済研究所常務理事長谷川徳之輔君、東京大学社会科学研究所教授稲本洋之助君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと
○玉城委員 沖縄開発庁が厚生省と同じような立場で、そういう理屈で、検討会というのは厚生省と沖縄開発庁とそれから内閣内政審議室ですか、この三者でしょう。これに沖縄県が参加するわけですね。沖縄県はどういう立場で参加するのか、これは正式メンバーというのは三つですか、沖縄県も正式のメンバーなんですか、その辺をまずお伺いいたします。
○玉城委員 いろいろな経過があることもよく承知をしておりますが、私が沖縄開発庁にこの件を先ほどお伺いしましたのは、こういう沖縄県が非常に後退した、大幅に後退した試案を出してきた、そのことについて沖縄開発庁はどのように考えるかということをお伺いしたいわけです。厚生省の立場はわかるというか、沖縄開発庁はどうなのかということをお伺いしたいわけです。
○玉城委員 私は、三十分でありますので三点にわたってお伺いいたしますが、一点は、ただいまも御質疑のありました厚生年金の格差是正の問題、二点目は、「国際的交流・物流拠点形成」という、これは総合事務局の調査報告でありますけれども、それから三点目は、那覇空港のターミナルの問題、これは沖縄が南の拠点の窓口という立場からどういう認識を、これは運輸省になりますか、認識の問題をお伺いをしたい、こう思うわけであります
○玉城委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長においで指名することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○玉城委員長 これより会議を開きます。 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事小川信君から、理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○玉城委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 委員各位の御推挙によりまして、引き続き私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ――――◇―――――
○玉城委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時三十一分散会
○玉城委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 土地問題及び国土の利用に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○玉城委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、総合的な土地対策の推進に関する陳情書一件であります。念のため御報告いたします。 ————◇—————
○玉城委員 運輸省の方にお伺いします。 こういうニアミスというような状況はどのぐらいの距離からニアミスになるのか。定義はないというお話ですけれども、いずれにしてもそういう危険な接近状況ということだと思うのです。それで、こういうニアミスの原因については、パイロット自体のミスなのかあるいは管制官のミスなのか、その辺はどういうふうに考えられますか。
○玉城委員 本土の基地はいろいろありますけれども、沖縄のように非常に過密な状況の中で、しかも民間機が頻繁に離発着するわけであります。ですから大臣、私は今回のニアミスのあれを運輸省からもらいまして、これは、南西航空機というのは那覇空港を離陸して十分後にそういうニアミス状況に入った。そして、これは岡山行きなんです、那覇発岡山行き。ですから決してコースを間違っていたとは思えないのです、南西航空機は。そこに
○玉城委員 私も、沖縄上空におけるニアミスの件について私の立場からお伺いをしたいわけでありますが、まず、外務省にお伺いしたいわけです。 これは今度が初めてじゃないわけです。初めてじゃないのですね、このニアミスという件は。沖縄県が復帰してことしでちょうど二十年になるわけですけれども、ニアミスということはたびたびあったわけです。先ほど佐藤さんの御答弁を聞いておりますと、日米合同委員会で話し合うとかという
○玉城委員 問題は、こういう事件が起こらないようにすることが非常に大事なんですが、まず米側からこっちに来るのですか、そのフライトプランが。それと、こちらも出す、向こうも出す、事前にそういう検討がされているのかどうか。その辺はどうですか。
○玉城委員 この飛行機には百三十九名乗っていたわけです。これは事故までは至らなかったということで大変安心をしているわけですが、こういうニアミスの事件は沖縄ではことしの一月にも二回ありますね、米軍機と民間、これはJAL。それをちょっと報告してください。私、割り当て時間が十五分しかありません。
○玉城委員 まず最初に運輸省の方にお伺いをいたします。 十二月四日午前、南西航空那覇発岡山行きボーイング御が沖縄上空を上昇中、米軍機と思われる戦闘機四機と異常接近、ニアミスですね、回避操作したと運輸省に報告されております。米軍に照会するなどの調査を始めたと思いますが、ニアミスの状況はどうだったのか、並びに米軍の飛行計画は出されていたのか、お伺いをいたします。
○玉城委員 まあこのバーゼル条約、これから入るわけですけれども、この条約にそれに類する条文があるわけですね。ですから、今その沖縄のPCBをアメリカに持っていく。まあアメリカ自体の基準に基づいてやっているということですけれども、法的に、例えば日米地位協定とかあるいはそういうものに基づいての手続がされているのか。そういうのも全くされないまま、あるいは日米環境分科委員会ですか、そこでいろいろ話し合いされたんだろうと
○玉城委員 完了してアメリカへの配船を待っている。一九九九年の七月までに米側は完了するという話があった、これはこの前の御答弁でありますけれども。そういういわゆる沖縄、まあ沖縄に限りませんけれども、基地からアメリカへ持っていくわけですね。この汚染土、土壌です。アメリカへ持っていくわけですが、その場合に手続は何に基づいてやるのか、その辺をお伺いいたします。
○玉城委員 このバーゼル条約に関連しまして、関連といいますか、この対象の中に入っているわけでありますが、PCBですね、PCBについて、これは附属書のYの10ですかに入っております。この委員会でも問題になったわけでありますが、いわゆる沖縄の米軍基地のPCBについて米側は撤去をすると言っておりまして、その撤去作業、その進捗状況ですね、それを概略御説明をいただきたいのです。
○玉城委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 委員各位の御推挙によりまして、引き続き私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございます。 何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) ————◇—————
○玉城委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時十一分散会
○玉城委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○玉城委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 土地問題及び国土の利用に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○玉城委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 申すまでもなく、土地問題は国民の重大な関心事であり、その問題の解決につきましては、いろいろと御議論、御意見が出されております。 こうした中で、本委員会に課せられました使命にかんがみ、真摯な論議を積み重ね、国民の信託にこたえていかなければならないと
○玉城委員 超法規とさっき大臣はおっしゃっていましたけれども、超法規というと一体何ですか。いわゆる総理の考えの政治的決着をつけたいというふうに理解しておいてよろしいですね、超法規ということは。
○玉城委員 もうここまで大騒動させて、地元はきょうそれにすごく期待をしている中でまさかゼロ回答というものはないと思いますけれども、今の厚生年金の問題については地元ではそれだけ期待が大きいわけですからやはり前進をさせていく、一〇〇%回答まではちょっといかないかもしらぬが、せめて大きな前進をするという期待感は持っていいと思いますが、どうでしょうか。長官、お考え方を。
○玉城委員 さっきの議論の続きなんですけれども、十四日には政府の考え方が出るだろうということで、きょうは十二日ですから沖特委員会が開かれる、しかも厚生大臣あるいは沖縄開発庁長官も出席されるということですから、我々としては相当具体的な考え方というものが当然出てくると思って先ほどからお聞きしておったわけでありますが、結局、結論的には何にも具体的な問題が出ていない。いわゆる格差があることは認めると。さっき
○玉城委員 それは事柄の性質上、やはりそういういろいろな形も当然伴ってくるとは思いますけれども、何としてでもこの問題を前進させていただきたいわけです。その責任者でいらっしゃるわけですから、ひとつ頑張っていただきたい。 先ほどの御答弁の中で、兵藤局長が五段階返還論の二つはクリアしたというような意味のお答えがありましたけれども、これはどういうふうに受けとめればよろしいですか。いわゆる五段階返還論ですね
○玉城委員 そうしますと、いよいよ次のポイントといいますか、九月にエリツィン大統領が来日されます。そのあたりかなという感じもするわけですが、先ほどの御答弁では、静かに前進しつつあるというような表現をしておられたわけでありますけれども、四島から軍隊を引き揚げます、あるいは五段階を短縮する、あるいは四島について主権を、この辺がきちっとかみ合わないと、九月にいらっしゃったにしても、会談を重ねても、これはまた
○玉城委員 私も北方四島返還問題について、持ち時間が二十分しかありませんので、ほかにも質問を予定しておりますので、その範囲でお伺いいたします。 外務大臣、大変御苦労さまでした。ロシアのエリツィン大統領と会談をされまして、きょう帰国されたように先ほど伺ったわけでありますが、大変お疲れのところ、本当に敬意を表するものであります。 ただ、このロシア側との会談について、みんな具体的な前進があるものと期待
○玉城委員 今お伺いします限りにおいては、郵政省の方が非常に進んで国際貢献ということをやっていらっしゃるというふうにうかがえますけれども、こういうことについて外務省としてはどういう御協力をしていらっしゃるのか、お伺いいたします。
○玉城委員 郵政省にこの機会にお伺いいたします。 郵政省は国際ボランティア貯金というものをやっていらっしゃいますが、もうこれは一年くらいになるんでしょうか。その国際ボランティア貯金という制度をつくりましてからこれまでの間の成果ですね、まずそれからお伺いいたします。
○玉城委員 二つの条約についてお伺いをいたします。一つはただいまのアジア=太平洋郵便条約、もう一つは船荷証券条約、この二つについてお伺いいたしますが、割り当てられた私への時間はトータルで二十分しかありませんので、みんな質問はできかねると思いますが、ひとつよろしくお願いをいたします。 最初は、アジア=太平洋郵便条約についてお伺いいたしますが、APPU、この予算の最高限度額七万ドルを十万ドルに引き上げる
○玉城委員 我が国とペルー国と約束しましたね、経済開発援助、これはそのままされるということ、そのように理解してよろしいでしょうか。
○玉城委員 今のフジモリ大統領の発表について、四段階にわたっての御報告がございましたけれども、それに対して我が国政府としてどういう評価をされているのか、同時にいわゆるこれまで日本とペルーの間の経済援助と申しますか、これについての方針はどういうふうになっていくのか、その点をあわせてお伺いいたします。
○玉城委員 私はペルー国の情勢についてお伺いをいたしたいと思いますが、この件は午前中の御質疑でもありましたが、ペルー国、日系邦人の方々がたくさんいらっしゃる国でありますので、政情不安というものは非常に重大な関心を持つわけであります。 午前中のお答えの際に、あれは十時半ごろですかね、あと五分ぐらいしてフジモリ大統領の重大な声明といいますか、あるのでというお話がありましたが、その件もお聞きになっておられましたら
○玉城委員 御存じのとおり沖縄百二十三万の県民は、だれよりも伊江大臣がそういう式典に出席されることが非常に喜ばしい、そのように当然思っていることだと思いまして、今いみじくもおっしゃいましたとおり、沖縄県の出身であるというようなことからも大臣御自身ぜひ出席をしていただきたい。「平和の発信地・おきなわ・いま21世紀へ飛翔」というタイトルで沖縄県は全体として二十一世紀に向けてこれを一つの出発にしたい、そういう
○玉城委員 そこで大臣に確認をしておきたいわけですが、この件は午前中の理事懇でも話題になりましたけれども、五月十五日にもちろん国は国としての式典をやります。また地元の県においては県主催の式典が行われます。コンベンションセンターですか、約二千名内外の人を御招待する。それにはいろいろな方々がいらっしゃるようで す。これはとにかく苦難の沖縄県民一人一人のそういう歴史というものを踏まえて、沖縄の今後の可能性
○玉城委員 私は、四十分ぐらいですが、沖縄の問題を中心にお伺いをしたいと思います。 昭和四十七年五月十五日に沖縄が正式に本土復帰いたしまして、あれからことしはちょうど二十周年という大きな節目に当たるわけであります。私も十年東京におりましたけれども、二十周年ということで在京においても沖縄の問題について関心あるいはムードといいますか、これが非常に高まっております。今さっきの御質問にもありましたとおり北方四島
○玉城委員 水産庁は減船補償措置というものをずっとやってきて、この条約に基づいても当然考えておられると思うのですが、その実施状況をひとつ御説明いただきたいと思うのです。
○玉城委員 そういうことですから、それで、いわゆる漁業者の方々に対する対策ですね、あるいは消費者側に対する対策というものを当然考えていかなくてはならないと思うのですが、いかがでしょうか。
○玉城委員 北太平洋における溯河性魚類の系群の保存のための条約についてお伺いをいたします。 この条約は、公海におけるサケ・マスをこの条約によって正式に禁止しよう、こういう条約で、八十年から続いた我が国のサケ・マス漁業も幕を閉じるという条約でありますが、そのかわりとでもいいましょうか、いわゆるロシア側の二百海里で合弁でサケ・マスをとらせてあげようというのですか、そういうふうな条約になっておるわけであります
○玉城委員 そこで現在、我が国の雇用の率はどういうふうに、これは外務省でも労働省でも結構ですが、お答えいただきたいと思います。
○玉城委員 今もお話がありますが、我が国が改めて今この条約に入るということに対する意義、それをもう一回御説明いただきたいと思います。
○玉城委員 私は、ILO条約百五十九号、障害者の職業リハビリテーション及び雇用に関する条約について御質問を申し上げたいと思います。 こういう条約に我が国が加盟をするということは非常に意義のあることだと思うわけでありまして、第二次大戦を含めまして、軍民多数の方々が障害者として今もっていらっしゃるわけであります。そういう立場から、これは一九八三年に採択されているわけですが、十年間どういう理由でおくれたか